【成績が伸びない…を脱却】塾で成績が劇的に伸びた中学生の実話
「こんなに頑張ってるのに、どうして点数が上がらないんだろう……」
中学生のお子さんがそう漏らしたことはありませんか?
学校の授業を真面目に受け、提出物も欠かさない。それでも、テストの点数が思うように伸びない。親としては「塾に通わせた方がいいのだろうか?」と、何度も考えることと思います。
今回は、ある中学生が塾に通い始めてから見事に成績を逆転させた実例をご紹介します。
同じような悩みを抱えているご家庭のヒントになれば幸いです。
■ 成績が伸びない「優等生タイプ」の落とし穴
今回ご紹介するのは、当塾に通っていた中学2年生の「リクくん(仮名)」です。
リクくんは、決して怠け者ではありませんでした。
むしろ毎日コツコツと勉強する“努力家タイプ”。
しかし、テストでは平均点ギリギリ。特に数学と英語が苦手で、本人も自信をなくしている様子でした。
お母さまは「この子、勉強はしてるんです。でも結果が出ないんです」と心配そうに話してくれました。
実はこのタイプの子どもは、「勉強の仕方」そのものが間違っていることが多いのです。
■ 「量」よりも「質」を変えた学習戦略
塾でまず取り組んだのは、リクくんの“学習習慣の見直し”です。
ポイント①:わかっていないのに「わかったつもり」で進めていた
学校の授業ノートやワークを見せてもらうと、一見しっかりやっているように見えました。
しかし、解けなかった問題を見直していない・理由を書き残していないなど、“わかる”と“できる”の区別が曖昧でした。
塾ではその場で「なぜその解き方になるのか」を言語化させる訓練を徹底。
これにより、「理解したつもり」が「本当にできる」に変わっていきました。
ポイント②:「何を」「いつ」「どれだけ」やるかを明確に
リクくんの勉強時間は長かったのですが、「今日は何を目指すのか」という目的があいまいでした。
そこで、塾では毎回の学習に“ミッション”を設定しました。
例)
・英語の不規則動詞を20個、書かずに言えるようにする
・数学の計算ミスが2問以下になるように10題解く
このように“やり切った感”と“達成感”が得られるタスク設計により、モチベーションも上がっていったのです。
■ たった3ヶ月で偏差値10アップ!親子の変化
塾に通い始めて3ヶ月後、リクくんは模試で偏差値を10上げ、特に苦手だった数学で大きく飛躍しました。
一番大きな変化は「表情」です。
問題を前にしても怯えず、「この問題、なんとなくいけそう」と言えるようになっていました。
お母さまもこう話してくださいました。
「以前は“どうせダメだし…”が口ぐせだったのに、最近は“やってみる”って言うようになったんです。勉強が怖くなくなったみたいです。」
勉強とは、解けるようになることで“自信”に変わるもの。
そのサイクルを作ることが、塾の本当の価値だと私たちは考えています。
■ 塾に通うか迷っている方へ:選ぶ基準は「点数」より「変化」
保護者としては、「成績がすぐに上がる塾がいい」と思うのが当然です。
しかし、本当に見るべきは子どもの“勉強に向き合う姿勢”が変わるかどうかです。
- 勉強への取り組み方が変わる
- わからないことをそのままにしなくなる
- 自信を持って「やってみよう」と言えるようになる
こうした変化が見られたとき、成績はあとから必ずついてきます。
■ まとめ:「がんばっているのに成果が出ない」その壁を越える方法
今回のリクくんのケースに限らず、
多くの中学生が“勉強しているのに成果が出ない”という壁にぶつかっています。
でも、その原因は「努力不足」ではありません。
努力の“方向”がずれているだけなのです。
塾では、お子さま一人ひとりの課題と向き合い、
正しい努力の方向を一緒に見つけていくことを大切にしています。
「うちの子、もう伸びしろないかも…」
そんなふうに悩む前に、一度ご相談ください。
逆転のチャンスは、必ずどの子にもあります。